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愛らしい「浮世人形」

現在、郷土資料館で開催中の企画展「雛まつり」では、たくさんの浮世人形を展示しています。
 一般に雛人形というと、内裏雛・三人官女・五人囃子・随身・衛士のセットを意味しますが、雛段に飾るそれら以外の人形のことを、商人たちは「浮世物」と呼び、能狂言をはじめ、歌舞伎の所作事といわれる舞踊やおとぎ話が題材となっています。
 こうした浮世人形は、現代の雛飾りにはあまり見られませんが、かつては愛らしい人形たちが、雛段を華やかに賑わしていました。

特別展 「郷土資料館 雛まつり」
期 間 3月24日(日)まで開催
休館日 月曜日

幸手市郷土資料館
幸手市大字下宇和田 58-4
電話 0480-47-2521