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昔の幸手の「端午の節供」

  5月5日は男児の節供で、最初の男の子に里方や親戚から鯉のぼりや武者人形、武者絵が贈られました。
 紺碧の空に色鮮やかな大小の鯉が、爽やかな風に乗って悠々と泳ぐさまはとても見事ですが、町場では揚げる場所の関係もあり、座敷幟や武者絵の方が多かったようです。
 この日は菖蒲の節供ともいい、菖蒲と蓬を一緒に束ねたものを一対軒先に飾り、菖蒲湯に入る風習があります。
 今回郷土資料館では、これまで収集してきた座敷幟や兜などを端午の節供に合せて展示しています。

特別展 「端午の節供-収蔵品展-」
期 間 5月19日(日)まで開催。
期間中の休館日 月曜日(月曜日が祝日の場合は開館し、翌日が休館)

幸手市郷土資料館
幸手市大字下宇和田 58-4
電話 0480-47-2521