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幸手尋常高等小学校の校長が進めた綴方教育

大正デモクラシーを反映し、幸手尋常高等小学校でも「大正自由教育」が展開していました。
 その頃の埼玉教育界では、芦田恵之助が提唱する「随意選題綴方」を受け入れ、児童が身近な出来事から題材を選び、自分の体験とそのときの感情や感動を文章で表現する綴方教育が広く行われるようになります。
 幸手尋常高等小学校の第16代校長の千野幸三郎と第17代校長の黒田金五郎は、この「随意選題綴方」の推進者です。特別展では、当時の児童文集も紹介しています。

特別展 「幸手小学校の歴史 ―資料が受けつぐ明治・大正・昭和の姿―」
期 間 令和7年1月26日(日)まで開催
期間中の休館日  月曜日(月曜日が祝日の場合開館し、翌日が休館と
なります)と年末年始

幸手市郷土資料館
幸手市大字下宇和田 58-4
電話 0480-47-2521