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「端午の節句」―むかしは紙の鯉のぼり―

子供が生まれて初めて迎える節供を初節供といいます。
男の子は五月の節供に鯉のぼりの鯉や幟、吹き流しなどが実家や親戚、近所などから贈られ、祝ってもらったお返しに柏餅をお返ししました。
市内には、際物師といい時期の限られたものを作る職人がいて鯉のぼりをつくっていました。かつての鯉のぼりは紙製で、夜には毎日取り込む必要がありました。
郷土資料館では、これまで収集してきた鯉のぼりや座敷幟、兜などを端午の節供に合せて展示しています。

企画展 「端午の節句」
期間 5月25日(日)まで開催
期間中の休館日 月曜日(祝日の場合は開館し、翌日が休館となります)

幸手市郷土資料館
幸手市大字下宇和田 58-4
電話 0480-47-2521