座敷のテーブル席でゆ ったり宴会も そば処 大村庵・紀ノ川

爽やかな初夏の風が吹くとお蕎麦が恋しくなります。そこで、今回は創業47年、そば処大村庵・紀ノ川の暖簾をくぐってみました。
おじゃましたのは午後3時頃。通し営業なので、この時間帯でもゆっくりと食事ができるのは嬉しい限り。
初代の太田文久さんは、東京・埼玉の蕎麦屋さんで修業を重ね独立。とにかくお客様に喜んでいただくことを第一に、現在の大村庵を作り上げてきたそうです。
「父は、蕎麦だけでなく色々なお店を食べ歩いては店の料理に生かしてきました。感心するほど勉強熱心です」と話してくれたのは2代目の太田真宏さん。子どもの頃から、飲食店の大変さはわかっていましたが同じ道に。東京・横浜と10年ほど修業、厳しさとともに人とのつながりの大切さも学んだとか。実家の店を父と支えると決めてからは、先代と自分のやり方を少しづつ擦りあわせ、これまで以上にお客様に喜んでいただける店に!とスタッフ皆で意見交換の場を設け『より良い雰囲気作りに心地良い接客』を目指して。
そば粉は国産100%の石臼挽き。出汁は最高級の枯本節・枯宗田節・枯鯖節をふんだんに使い、先代秘伝の「蕎麦屋のかえし」を調合。天ぷら職人顔負けの旬の天ぷらが彩りを添えます。煮込みなどお酒の友で蕎麦前も楽しめる他、宴会料理も予算に応じてくれます。
住所 埼玉県幸手市中2-10-6
電話 0480 (43)3591
営業時間 11時~21時(L.O 20時30分)
木曜定休
駐車場18台