書の物語(37)午(馬)年に成功あれ

二〇二六年の干支は「午(馬)年」です。より正確には「丙午」になります。十二支では、午に馬を割り当てています。
「馬」の古い字形を辿たどると、題書の通り馬のたてがみのある象形文字から出来ています。「馬」に纏わる故事は多く、その中によく座右の銘に人気の「人間万事塞翁が馬」という言葉があります。簡単な意味は「塞に住む老人の息子が馬から落馬してかたわになり、兵役に行けず命が助かった。」
その意味から、人生の吉凶や禍か福は予測できないことから人生の出来事に一喜一憂して悩むことはないと例えられています。
(中村青藍)
