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昭和30年代初めの幸手市西関宿の景観

 江戸川右岸に位置する幸手市西関宿は、明治28年(1895)千葉県関宿町から埼玉県に編入されました。
 江戸川改修工事で昭和初めから昭和30年代後半に引堤が行われ、往時栄えた河岸の景観は失われています。
 昭和32年(1957)春頃、西関宿を訪れた医師の飯島博は、自著『続利根川』の中でその様子を記しています。
 桜土手(浅間堤)や浅間沼をはじめ、浅間社の浅間森や江戸川の船橋…。地元の古老との話の中に、引堤前の西関宿の風景が記録されています。

特別展 「幸手市西関宿 浅間神社 奉納額・絵馬の優品
    ―関宿向河岸の歴史と富士信仰―」
期 間 令和6年1月28日(日)まで開催
休館日 月曜日(祝日の場合はその翌日)・年末年始

幸手市郷土資料館
幸手市大字下宇和田 58-4
電話 0480-47-2521

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