地域を沸かそう!おふろから文化を発信(株)ONDOホールディングス(温泉道場)代表取締役山﨑寿樹さん

新年号のトップを飾って頂くのは、各地の温浴施設再生に成功、地域の活性化と人材育成を実現し多方面から注目を集めている(株)ONDOホールディングスの社長・山﨑寿樹さん。幸手市のご出身です。
現在、埼玉県内で温浴施設やリゾート複合施設を合わせて7店舗、神奈川県では温泉旅館を1店舗経営。その他、三重県の子会社で2店舗の温浴施設を経営、と躍進を続けています。
また、直営店舗以外にも今、大人気の温浴ブランド『おふろCafe(R)』のフランチャイズも全国5ヶ所に展開中、という快進撃。
それにしてもなぜ温浴施設経営の道に…。
「新卒で入社した船井総研というコンサルティング会社で担当した業種のひとつが温浴でした。もともと5年働いたら独立して起業しようと考えていたところ、埼玉の玉川温泉と白寿の湯を運営してみないかと声をかけて頂いたのが温泉道場設立のきっかけです」と優しく語る山﨑社長。
また、温浴のコンサルの担当をしていた時に、既存の施設は画一的でもっと面白くできると考えたとも。
現在も年間の温浴施設訪問回数は200回を超え、温泉ソムリエ協会の温泉ソムリエ師範としても活躍中とか。
スポーツチームには地域を盛り上げる重要な役割も
山﨑さんが代表を務める(株)温泉道場と(株)埼玉武蔵ヒートベアーズが昨年7月に幸手市と包括的連携協定を締結しました。
ひばりヶ丘球場で試合を行っていた縁もあり、子どもたち向けの野球教室で地域貢献を。また、温泉宿泊店舗で幸手産のお米や鴨など食の魅力を発信できればとの思いもあるとのこと。
山﨑社長の出身校は幸手市立上高野小学校。同校の150周年では記念講演も。今回も、次代を担う子どもたち、若い方々にメッセージを頂きました。
「自分を信じて、自分の興味あるものや好きなものを頑張ってください。自分のやりたいことや、自分の可能性というものは、自分の想像以上に広がっていくものです!」。山﨑社長の言葉には、人の心を沸かす確かなパワーがあります。